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有限責任

会社形態には、現在の日本では、株式会社、合同会社、合名会社、合資会社の4種類があります。これに加えて、LLPという有限責任事業組合という企業組織もあります。それぞれの会社形態に特徴、メリット、デメリットがあり、どのような会社運営をしたいか、設立資金に余裕はあるかなどで最適な会社形態を決定します。

これらの5種類の会社形態はまず出資者の責任範囲によって、「有限責任」と「無限責任」に分類することができます。

有限責任では、社員(出資者)は、出資額の範囲内で責任を負います。例えば、会社の設立に当たって、500万円を資本金として用意したとします。しばらくは会社運営もうまくいきましたが、ある時に3,000万円もの債務を抱えて倒産してしまったとしたら、3,000万円全ての債務に対して責任はないということになります。

責任範囲は、出資額を限度としますので、倒産してしまえばもちろん出資額が返ってくることはありませんが、それを超えて債権者から返済を迫られることはないということです。会社形態でいうと、株式会社と合同会社、現在では新規で設立することは出来ませんが有限会社も有限責任です。また、LLPという組合での事業形態も有限責任となります。

会社の債務がすべて自分に返済義務があるということは非常にリスクのあることです。ですから、現在日本にある会社のほとんど全てが株式会社か有限会社か合同会社かLLPとなっています。


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