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組織変更

組織変更とは、ある会社形態から別の会社形態へと変更することをいいます。昔は、個人事業主や新規で会社を設立したいと考えている方の多くは、有限会社を設立し、会社の業績が上がり、規模が大きくなってくると株式会社に変更するというのが王道でした。

現在では有限会社を新規で設立することは出来ませんので、はじめから株式会社を設立するか、持分会社を設立して、その後に株式会社へ組織変更するルートがあります。商法時代より、株式会社もはるかに柔軟になっていますので、はじめから株式会社を設立する方法も考えられますが、やはり設立時の費用負担やスピードを考えると現在一番多くの方によいと思われるのは合同会社になります。

合同会社を株式会社に組織変更しようとするときには、組織変更をする旨とこれに異議のある場合は、異議を申し立てることが出来る旨を公告する義務があります。公告してから一定期間異議のなかった場合は、これを認めたとみなすことが出来ます。

設立時は費用負担が軽く、運営に関する事務コストも安い合同会社を設立して、いずれ株式会社に組織変更するというパターンの組織変更が一般的なのですが、最近はアメリカでLLCが普及していることもあり、その子会社を中心に大規模な会社であっても、株式会社から合同会社に組織変更するケースも見られるようになって来ました。

株式会社から合同会社に移行した例としては、2009年の西友の事例があります。移行前の株式会社西友はアメリカのウォルマートの100%子会社でしたが、親会社の会社形態に合わせる形で移行しています。

また、日本の外資系レコード会社の最大手であるユニバーサルミュージックも2009年に株式会社から合同会社に移行し、非常に大きな合同会社となっています。


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